スカイコップス（2019年生、母イルーシヴキャット）

スカイコップス（2019年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「空+警察」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時6歳）と交配したイルーシヴキャットが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、寺田寿男によって4,644万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

6月11日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のエイシンブイサインに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったオースミミライにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したシュガーフロートを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月10日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコブラクローに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオースミミライを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

2月15日、中2週で迎えた13戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、ひなぎく賞（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフェルンマンボをアタマ差振り切って4勝目をゲットした。

3月14日、中1週で迎えた15戦目は、兵庫馬事畜産特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（8戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はギユウと並んで1着同着となった。

4月5日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイチゴチャンに1馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

4月27日、中2週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、由良川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（10戦6勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったイナズマテーラーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた19戦目は、青葉特別（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（11戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサラコナンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた20戦目は、夏至特別（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（12戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、福島テレビオープン（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（13戦6勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

9月6日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（14戦6勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた23戦目は、M1のOROカップ（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（15戦6勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、DASHよかわ開設15周年記念（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（16戦6勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。