グラスファミーユ（2018年生、母リアルファッション）

グラスファミーユ（2018年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+家族(仏)」。毛色は芦毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時12歳）と交配したリアルファッションが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

3歳（2021年）

1月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3月21日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーセンヘンリーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の清和月賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

10月27日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、らんこし米食べま賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、本日SAGAリベンジャーズ配信日!（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のドラコテソーロに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月26日、中3週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリッカシップをアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2022年）

1月15日、中2週で迎えた9戦目は、祥雲賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアシュモレアンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、上春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた11戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた12戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた13戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエンジェルステアーをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

5月5日、中5週で迎えた14戦目は、なかしべつ乳製品賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、AIRDO Biz賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のフェノメーヌを半馬身振り切って6勝目を奪取した。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で10%還元特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、スターチス特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、アカンサス特別（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた19戦目は、オケクラフト特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた20戦目は、登別地獄まつり特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のレイクマーティアに1馬身半の差をつけて優勝

9月22日、中4週で迎えた21戦目は、富川高校ファンファーレ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、シュウメイギク特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（6戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

12月10日、中8週で馬体重を前走から27kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラインリブラに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2023年）

1月4日、中3週で迎えた24戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた25戦目は、ガーネット特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、長崎街道嬉野宿特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったプランタニエールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中4週で迎えた27戦目は、花見月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナンヨーノワールを半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

3月25日、中1週で迎えた28戦目は、花月賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた29戦目は、花まつり賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、長崎街道黒崎宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中直人騎手（6戦3勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた31戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、橘月賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。