ディアレイラ（1999年生、母ハシコ）

Dear Leila

1999.05.30

ディアレイラ（1999年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時10歳）と交配したハシコが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）日東ファーム。戦績は、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

岡島茂厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

12月21日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

3歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のブライアンズガールに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月28日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたベルモントエナジー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイトボーイを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて制した。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

11月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月3日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンライトサンデーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2003年）

1月22日、中6週で迎えた9戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、伸びてきたデュプレファーディ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

3月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月20日、中8週で迎えた12戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。