ダイイチマッハ（1986年生、母ナルタキブイミー）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

8月7日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒミノエースに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジロモントレーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月11日、中1週で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンシャインワコーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3歳（1989年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。

7月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳400万下（中京芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の由布院特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラボレロに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月19日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコクサイジュニア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の藤森特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。