マルブツブリランテ（2006年生、母マルブツホワイト）

マルブツブリランテ（2006年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋輝かしい（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時21歳）と交配したマルブツホワイトが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地5戦0勝、地方28戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2三。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

1月25日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったシルクバクシンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月15日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1十三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンメイガルダンを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレッシュゴールドを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールデンダーツを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、水の郷さくらまつりレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた18戦目は、日本のふるさと遠野まつりレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、釜石納涼いさり火クルーズレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、花巻まつりレース（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、ホテル東日本盛岡30周年記念（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月26日、中9週で迎えた22戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、IZAKAYA BARREL賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、南部杯カウントダウン2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた24戦目は、盛岡材木町「よ市」レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた25戦目は、モツ家権カップ（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブライティアヘアーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5歳（2011年）

1月9日、連闘で迎えた30戦目は、猊鼻渓レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた31戦目は、がんばろう石巻（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（15戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（16戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。