オフショアガール（2019年生、母ハワイアンリズ）

オフショアガール（2019年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「陸風、波に乗っていく女の子」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したハワイアンリズが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2022年のカンナ賞。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月29日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

12月26日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本大輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3歳（2022年）

1月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松本大輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月19日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた9戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノルシファに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の優希乃来場記念（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったサンマルハートに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の小松酒造「万齢」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトニカクビジンをクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のキサツタイに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月11日、中3週で迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の百舌鳥特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のティング賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2023年）

1月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた18戦目は、冬珊瑚賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた20戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた24戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月20日、中6週で迎えた26戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた28戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したヨシノカトリヤにクビ差届かず2着となった。

9月28日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石堂響騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたジャコエマリックン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

11月9日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた33戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5歳（2024年）

2月7日、中4週で迎えた36戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（13戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大山龍太郎騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山龍太郎騎手（15戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマリヨンヌに詰め切れず、5馬身差の2着となった。