ジュウクン（2001年生、母ロッチダンス）

ジュウクン（2001年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「１９＋君（造語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時11歳）と交配したロッチダンスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C16。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月30日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

3歳（2004年）

1月31日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林慎一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲッコウウルフからクビ差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーサンシーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月9日、中4週で迎えた17戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。