クインパウエル(1999年生、母テンリカラー)

1999.04.12

クインパウエル(1999年4月12日)は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヘイセイパウエル(当時8歳)と交配したテンリカラーが9歳のときに産んだ22番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口 義彦。戦績は、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系2歳F1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口義彦から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって178.5万円で落札された。

謝明方厩舎(園田)へ入厩。

2歳(2001年)

10月3日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳園田ダート820m 晴/重)に出走。馬体重は422kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチノパウエルからクビ差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F2姫路ダート1400m 晴/不良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F2姫路ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳F1姫路ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手(2戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノセレクトに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系2歳F1園田ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手(3戦1勝)。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイプリティーをハナ差制して2勝目を手中に収めた。

3歳(2002年)

1月16日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒賞園田ダート1700m 雨/重)に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の菜の花特別園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は米田幸治騎手(4戦2勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の福姫交流姫路ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手(5戦2勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T1姫路ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T1園田ダート1700m 曇/良)に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのフクパーク記念園田ダート1870m 曇/良)に出走。鞍上は米田幸治騎手(6戦2勝)。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳T1園田ダート1870m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手(7戦2勝)。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた13戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C3園田ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C3園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は高馬元紘騎手(1戦0勝)。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦の香蘭賞園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は米田幸治騎手(8戦2勝)。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。