トウカイパシオン（2015年生、母トウカイポプリ）

経歴

デビュー前

3歳（2018年）

1月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のプリームムロジンカに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月3日、中6週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のリードザウインドに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

9月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の浦安特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2019年）

12月21日、約15か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5歳（2020年）

1月19日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月15日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

4月4日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のニシノコトダマをクビ差振り切って久々に美酒を浴びた。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの鎌倉ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（7戦3勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月15日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（8戦3勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月4日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上3勝クラスの外房ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（9戦3勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのアクアラインステークス（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（10戦3勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6歳（2021年）

1月5日、中2週で迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

3月13日、中9週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのアクアマリンステークス（中山芝1200m 外回り雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（11戦3勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上3勝クラスの船橋ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（12戦3勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

2021年8月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。