コスモネットワーク（2000年生、母Pearl Marine）

コスモネットワーク（2000年4月29日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ネットワーク」。毛色は栗毛。種牡馬のBe My Guest（当時26歳）と交配したPearl Marineが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳B2。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月16日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 雨/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

6月9日、中8週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスユートルネードをアタマ差制して初勝利を挙げた。

6月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンセンプウに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンアイシーをクビ差制して3勝目を奪取した。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロムサンヒコから2馬身半差の2着に敗北した。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。