モエレフットライト（2007年生、母レディビーナス）

モエレフットライト（2007年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時10歳）と交配したレディビーナスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、地方18戦2勝2着3回。2010年の岩手ダービーダイヤモンドカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、中村和夫から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場され、千葉重雄によって173.25万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

6月18日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は514kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ボヘミアンに交わされて4馬身差の2着となった。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、パワーシフトに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート2000m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドクトルカールをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2010年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦の芝桜フェスタレース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るダークライを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロックハンドスターに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の羽川森林公園レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた18戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。