ハセカツガルー（1984年生、母テスコカツヒメ）

ハセカツガルー（1984年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のビンゴガルー（当時8歳）と交配したテスコカツヒメが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木康治。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年のうづき特別。

経歴

デビュー前

大山一男厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1986年）

8月3日、デビュー戦は秋吉和美騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋吉和美騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシユンジツに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1987年）

1月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋吉和美騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋吉和美騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋吉和美騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のデツトフルに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月8日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦のさくら草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は秋吉和美騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノデービスから3馬身差の2着となった。

5月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒーローヒットに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイエークロケットからアタマ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、かんむり座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモワールクインに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

10月19日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C1二 C2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザコバンに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

11月11日、中2週で迎えた13戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた14戦目は、三四郎特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドミカドに4馬身の差をつけて6勝目を収める

12月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1988年）

1月27日、中3週で迎えた16戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた17戦目は、江東特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラナスモンタから1馬身差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた18戦目は、スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラナスモンタから1馬身差の2着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた19戦目は、うづき特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（10戦5勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラナスモンタに2馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコリムプリンスからハナ差の2着に甘んじた。

6月21日、中6週で迎えた21戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、大井記念（大井ダート2500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1400万下の霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月17日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた23戦目は、4歳以上1400万下の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。