ヘヤチョウ（2006年生、母ヘヴンズカーニバル）

ヘヤチョウ（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「部屋長」。毛色は栗毛。種牡馬のグレートサクセス（当時12歳）と交配したヘヴンズカーニバルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、グランド牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

10月2日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキストダンサーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中7週で迎えた2戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3歳（2009年）

1月8日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦の若菜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したマイネカリナンにクビ差届かず2着となった。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゼロスキャンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月28日、中8週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトミノペガサスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の吐師さん誕生日おめでとう杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた17戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワールドレデーを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝