サンヨウアス（1988年生、母コクサイトップ）

サンヨウアス（1988年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のアーテイアス（当時14歳）と交配したコクサイトップが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、地方23戦2勝。主な勝ち鞍は1992年の一般A B1。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

2月24日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ミスババロアに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（1992年）

2月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ローリエシオンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

2月22日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着を確保した。

5月3日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイスズランに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた16戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた18戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマーベラスホークをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月29日、中0週で迎えた23戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

2月18日、中6週で迎えた24戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた25戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（9戦2勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた27戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月17日、中5週で迎えた29戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は米田真由美騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田真由美騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1994年）

1月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた37戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。