ミスババロア（1988年生、母ミスババルー）

経歴

デビュー前

2歳（1990年）

12月1日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、ラシアンゴールドに交わされて3馬身差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したゲイリーバトルに半馬身届かず2着に敗北した。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったバルセロナシチーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月10日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（6戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月25日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中勝春騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったエフテーダイアナに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で田中勝春騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコウチタロウをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で田中勝春騎手（9戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンヨウアスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月10日、中3週で迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のシャダックに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月31日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（10戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4歳（1992年）

6月13日、約9か月半の休み明けで迎えた13戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（11戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（12戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したブランドピートにハナ差届かず2着に惜敗した。

7月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（13戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のパリゼットに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月26日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（16戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたワイエムタイホウ決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月24日、中3週で迎えた19戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5歳（1993年）

1月10日、中4週で迎えた22戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。