コマノヴァンドール（2016年生、母コマノラミア）

コマノヴァンドール（2016年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋黄金の風（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時8歳）と交配したコマノラミアが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）新井牧場。主な勝ち鞍は2019年のしべつ牛乳特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月23日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

8月4日、中7週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

10月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、カラマツ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンアンベリルをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月30日、中7週で迎えた9戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。