ユーワハイウエー（1984年生、母ボールトヤヨイ）

ユーワハイウエー（1984年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時7歳）と交配したボールトヤヨイが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はつつみ牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方32戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月7日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサファリサッチャーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（1988年）

3月12日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた8戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から45kg増やして迎えた10戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた11戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた15戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1989年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったソニーイレブンから1馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のプラウドモアに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた21戦目は、シンボルM新設記念（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバードチカラに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジアンドハゼオーから半馬身差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島克也騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた27戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1990年）

1月22日、中5週で迎えた35戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（14戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は北村欣也騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上B1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンリテイオーからクビ差の2着に甘んじた。

3月18日、中1週で迎えた39戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中6週で迎えた40戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月19日、中1週で迎えた41戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。