ドリームインラブ（2004年生、母キャッシーライト）

ドリームインラブ（2004年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時22歳）と交配したキャッシーライトが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、地方12戦8勝2着1回。2007年の門松賞(地方重賞)に勝利した他、2007年の荒尾商工会議所杯を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下明博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、村下明博から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、熊本県馬主会によって105万円で落札された。

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2006年）

6月21日、デビュー戦は松島慧騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカクモタキシードに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームインパワーに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

11月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の柊賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウライデンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（2007年）

1月1日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジヤマロマンに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月17日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドサプライズに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

8月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーサプライズからクビ差の2着に甘んじた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（6戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヘイローに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

10月24日、中3週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヘイローをクビ差制して断トツ人気に応えた。

11月21日、中3週で迎えた9戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（7戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2008年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナッシュを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

5歳（2009年）

4月9日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般C2-11 12（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。