サクラジマ（2004年生、母エリモロバリー）

Sakurajima

2004.03.29

サクラジマ（2004年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「桜島」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したエリモロバリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、地方8戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の烈風スプリント(一般C1 C2)。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2007年）

12月6日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は548kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、スマートアピールに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月11日、中4週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプライドロックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳C3（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフリートウェーブに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

3月7日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2八アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のツカサビゼンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマルハチラヴレスに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月22日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワードリームに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のスマートクルーズに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月8日、中2週で迎えた8戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスズヨコジーンに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。