スランバー（2006年生、母パリモニー）

Slumber

2006.03.06

スランバー（2006年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「まどろみ、うたた寝」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したパリモニーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3歳（2009年）

7月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

10月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンセリティーを豪脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月18日、中4週で迎えた4戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4歳（2010年）

5月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた6戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

6月9日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた7戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた8戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。