エーピーボーイ（1989年生、母ミスパーシア）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

12月1日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（1992年）

2月8日、中6週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったネーハイエンペラーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた6戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサウスボーイにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月26日、中2週で迎えた7戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったクリスタルケイに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は柴田政人騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったバンダムリズムにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

8月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は柴田政人騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐久騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノヴァホークに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の奥只見特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。