ワールドダンサー（2000年生、母ナイスフラッシュ）

ワールドダンサー（2000年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したナイスフラッシュが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C4。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月19日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月4日、中5週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた4戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルプレミアムからアタマ差の2着に甘んじた。

8月22日、中6週で迎えた5戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミカワボタンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

4月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた6戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた7戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイガノベロナから4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C5 21（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた9戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C5 13（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5-10（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルナデシコをクビ差制して2勝目を掴み取った。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイブライトから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、一般C5 12（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムソンリンリンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4 C5-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサムソンリンリンに1馬身半の差をつけて制した。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、萩特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサムソンリンリンをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

9月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケイプリンセスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月25日、連闘で迎えた16戦目は、神流湖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルターズイエラから1馬身半差の2着に敗北した。