パゴダ（2006年生、母ミスグランドコーホ）

Pagoda

2006.03.17

パゴダ（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ミャンマー様式の仏塔」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したミスグランドコーホが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は及川 ミツ子。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害12戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

7月27日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は500kg。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

3歳（2009年）

2月3日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトクロッカス特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のフォーチュネイトライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトアイリス特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた8戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月27日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月15日、中6週で迎えた11戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2010年）

1月30日、中8週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

2月27日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中8週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で高野和馬騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

5月29日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で高野和馬騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノナスティアをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5歳（2011年）

2月19日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で高野和馬騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2012年）

4月1日、約13か月半の休養明けで迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高野和馬騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で高野和馬騎手（8戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7歳（2013年）

1月19日、約9か月の休養明けで迎えた20戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で高野和馬騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で高野和馬騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月16日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。