キンショーアモーレ（2014年生、母ダンツクレバー）

キンショーアモーレ（2014年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したダンツクレバーが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって280.8万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。

3歳（2017年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた4戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったマスターマインドに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ナムラバウアーに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラブパンチに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトーホウピアノに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた8戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホットレッド賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。