ラブミーファイン（2016年生、母ヤマノラヴ）

ラブミーファイン（2016年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋すばらしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時7歳）と交配したヤマノラヴが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。2018年の函館2歳ステークス(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チャンピオンズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祥晃によって1,674万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月8日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシノデイジーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアスターペガサス決め手に屈してハナ差の2着となった。

9月1日、中5週で迎えた3戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月3日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

3歳（2019年）

3月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい18着に終わった。

12月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

2020年2月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。