グラナトゥム（2008年生、母ウイナーズベル）

グラナトゥム（2008年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ガーネットの語源（ラテン語）。勝利、仕事の成功の象徴」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したウイナーズベルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月11日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3歳（2011年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の修平君・悦子さん末永くお幸せに（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったシャークサッカーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の菊地真誕生日記念2011（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の心ちゃん祝5周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた19戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた21戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた23戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた25戦目は、祝達也・渚結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた26戦目は、東日本大震災私たちは忘れない!（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた27戦目は、涼くん中学卒業おめでとう記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた28戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた29戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。