ファイヴロージズ（2020年生、母ラインクローバー）

ファイヴロージズ（2020年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時20歳）と交配したラインクローバーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスウィングフィールド牧場。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス(一般C2 14)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スウィングフィールド牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐賀県馬主会青木也寸志によって396万円で落札された。

三小田幸人厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2022年）

12月17日、デビュー戦は青海大樹騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2023年）

1月28日、中5週で迎えた2戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、ダンカークウルフに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の陽春賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

10月21日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったステラメテオールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、C2-24組（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2024年）

7月9日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、SAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のムーンスターに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアズールスフィアに2馬身の差をつけて優勝

9月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、UMATENA賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハッピーアローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、☆UMATENA BAOO荒尾降臨祭☆（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルベルトに7馬身の差をつけて1番人気に応えた。

10月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミユキアルテミシアに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月10日、中2週で迎えた14戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシゲルハピネスに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、タケノライコウに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2025年）

8月9日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた17戦目は、BAOO優駿（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（11戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月14日、中0週で迎えた18戦目は、一般C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボンジーアに半馬身交わされて2着となった。

10月11日、中3週で迎えた19戦目は、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、フェアリーハイに半馬身交わされて2着となった。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、UMATENA新メンバー募集プロジェクト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（12戦5勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ムーンパスゴールドに交わされて2馬身差の2着となった。