ライフルショット（1987年生、母テイユウハード）

ライフルショット（1987年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時7歳）と交配したテイユウハードが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、中央平地19戦3勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の岩谷特別(500万下)。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

5月19日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた2戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はハナノアイドルと並んで2着同着となった。

9月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のイズミパワーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスパニシュリーダーに2馬身の差をつけて2勝目を収める

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊吹山特別（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4歳（1991年）

1月5日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月17日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月5日、中2週で迎えた16戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケンセイロイヤルに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

5歳（1992年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクキャッスルに半馬身の差をつけて優勝