トウヤランナー（1989年生、母トキワニシキ）

トウヤランナー（1989年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のエゾノランナー（当時13歳）と交配したトキワニシキが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地52戦5勝2着8回、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年のアラ系4歳以上オープン。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

6月15日、デビュー戦は五十嵐忠男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったハッピーアローに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月26日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のビコーパキッシュに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中3週で迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳400万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3歳（1992年）

1月6日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったグローバルキティに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた12戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイリードを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、保原ステークス（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

11月7日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（福島ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた15戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマリンパレードをハナ差振り切って3勝目を手にした。

4歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた17戦目は、銀杯（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた19戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上800万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたタカネザクラ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月20日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上800万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月24日、中4週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上800万下（新潟ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトリノハナコに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月12日、中6週で迎えた23戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヤマエーエンゼルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、スマイルランナーに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上800万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアタゴドリームを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて順当に勝利した。

11月28日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた28戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5歳（1994年）

1月15日、中4週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上オープン（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた30戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 雪/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず3着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた33戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（阪神ダート1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた34戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた36戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイズミカメリアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

8月6日、中3週で迎えた39戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた41戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたアインファースト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた42戦目は、重賞のセイユウ記念（函館ダート1700m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月27日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（8戦2勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリマーカブルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6歳（1995年）

1月16日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた44戦目は、アラ系4歳以上オープン（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた45戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月10日、約3か月半の休み明けで迎えた46戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた49戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月5日、中1週で迎えた50戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

9月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた51戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた52戦目は、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月25日、中4週で迎えた53戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、栃尾特別（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた54戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、新井特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた55戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハボタン特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月4日、中0週で迎えた56戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた57戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、銀嶺賞（新潟(地)ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1996年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた58戦目は、陽春特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた59戦目は、銀蹄賞（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた60戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた61戦目は、新緑特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川太行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた62戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、白勢特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた63戦目は、笹山特別（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた64戦目は、中条特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた65戦目は、新津特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた66戦目は、アラ系一般B1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトキショウに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた67戦目は、村松成哲騎手を鞍上に迎えて、新潟アラブ大賞典（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月24日、中0週で迎えた68戦目は、涼風特別（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松成哲騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた69戦目は、五泉特別（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた70戦目は、村杉特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた71戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、加茂特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた72戦目は、アラ系一般A2（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた73戦目は、アラ系一般B1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウノシュウザンから1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた74戦目は、初冬特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた75戦目は、銀嶺賞（新潟(地)ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。