モガミファイブ（1985年生、母オムロ）

Mogami Five

1985.04.26

モガミファイブ（1985年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時18歳）と交配したオムロが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害3戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の一般C。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

8月15日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

3歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた7戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

2月13日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保敏文騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた9戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1989年）

3月5日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドアイに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカブレーブから1馬身差の2着に敗北した。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。