ブラックローズ（1999年生、母クリッペリナ）

Black Rose

1999.03.12

ブラックローズ（1999年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時8歳）と交配したクリッペリナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、抜け出したアデスガタを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

4月20日、中7週で迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入った。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

9月22日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。