アイザーボーイ（1998年生、母タカサゴスマノイチ）

アイザーボーイ（1998年3月10日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したタカサゴスマノイチが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）平野牧場。戦績は、地方25戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の波の花賞(アラ系一般C2以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平野牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

宗綱貢厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2001年）

4月22日、デビュー戦は長嶋和彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた2戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4歳（2002年）

5月4日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた7戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエアリーデイを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月5日、中7週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドライラックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2003年）

7月7日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた15戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のココパーティを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

11月2日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るオオエミラクルを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目を奪取した。

12月14日、中3週で迎えた18戦目は、波の花賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松下裕樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のイナリピカイチをハナ差振り切って4勝目を掴み取った。

12月27日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松下裕樹騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のイワシロタローをクビ差振り切って勝利をモノにする

6歳（2004年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

7月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた22戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松下裕樹騎手（5戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（6戦4勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（7戦4勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月5日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松下裕樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。