レッドペガサス（2002年生、母プリンセスロード）

レッドペガサス（2002年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤＋ペガサス」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時19歳）と交配したプリンセスロードが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦7勝2着3回。2004年の兵庫ジュニアグランプリ(G3)で2着に入った他、2004年の園田ジュニアカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、磯野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

利国彦一厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2004年）

6月23日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャングルパークに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラスティースターに9馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月18日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートステージに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキングジャスティスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月11日、中3週で迎えた5戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーコーアンタレスに約10馬身の大差をつけて4勝目を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のギンガハーバーに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

11月24日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦5勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプライドキムを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月30日、中4週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオオセンシュウに6馬身の差をつけて制した。

3歳（2005年）

1月30日、中3週で迎えた9戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦6勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月10日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキミーティアーに1馬身3/4の差をつけて休養明け初戦を制した。

12月28日、中6週で迎えた11戦目は、G3の兵庫ゴールドトロフィー（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（10戦7勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンドバッドを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月13日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、加古川ツーデーマーチ特別（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田中学騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた14戦目は、小倉日経オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中学騎手（12戦7勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた15戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（13戦7勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月1日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（15戦7勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。