パリスリニアホース（1986年生、母レデースポートノニ）

パリスリニアホース（1986年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリバーマーヌ（当時9歳）と交配したレデースポートノニが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の一般C3イ。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月26日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月9日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月15日、中6週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた4戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中0週で迎えた5戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトワールドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月4日、連闘で迎えた6戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモーニングランから約16馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた7戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1990年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C4ハ（三条ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4ハ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後はダイワグラフと並んで1着同着となった。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトバクシンからハナ差の2着に甘んじた。

10月16日、中8週で迎えた17戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイキーストンに半馬身の差をつけて3勝目をマークした。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイスイフトをクビ差制して4勝目を獲得した。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイノハヤテからクビ差の2着に甘んじた。

12月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1991年）

1月2日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C3ハ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。