シナノフーリン（2005年生、母シャトーサファイア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川浩典から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2007年）

9月14日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトップガンチイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中2週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3歳（2008年）

6月16日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったダイスキキングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカズサハイウェイをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

12月17日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヴァージリアに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

1月29日、中1週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、群雄特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、早春特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したシルクウォリアーにクビ差届かず2着となった。

3月18日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1四五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、トワイライトドリーム賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（11戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

7月27日、中9週で迎えた23戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

8月6日、中0週で迎えた24戦目は、桔梗特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、紫苑特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた27戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、材木座特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた28戦目は、疾風特別（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（12戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた29戦目は、水仙特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた30戦目は、冬木立特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（14戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。