パワールールズ（2006年生、母ジャムラットサミヤ）

パワールールズ（2006年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「力が世界を支配する」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したジャムラットサミヤが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月13日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入った。

2月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

4月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

7月19日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルコマガタケから3/4馬身差の2着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、サフラン特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、さざんか特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、土山建設特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルミタケから2馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C27（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルセンガミネから4馬身差の2着に敗れた。