ヨシノマーベラス（2000年生、母セントラルマリア）

ヨシノマーベラス（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時8歳）と交配したセントラルマリアが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳。

経歴

デビュー前

渡辺薫厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

5月2日、デビュー戦は篠田剛孝騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったスーパーコウベに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月5日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で篠田剛孝騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で篠田剛孝騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で篠田剛孝騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（2004年）

2月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルカムレースに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中5週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したピガースを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた11戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、スプリングタンパに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月27日、中5週で迎えた12戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた14戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

8月27日、中0週で迎えた15戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。