ビービーカルネ（2003年生、母スイートミトゥーナ）

ビービーカルネ（2003年2月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋手帳（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリスウォード（当時8歳）と交配したスイートミトゥーナが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月29日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックミラクルから5馬身差の2着に敗北した。

7月7日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレソーブラッズから8馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中2週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンハイオークスから2馬身半差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトステップに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3歳（2006年）

5月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた7戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で塚田祥雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月4日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚田祥雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。