マイアンジェリカ（2005年生、母エレガントスタイル）

マイアンジェリカ（2005年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「私の＋（天使に由来する）人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時8歳）と交配したエレガントスタイルが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦3勝2着2回。2007年の兼六園ジュニアカップ(地方重賞)で2着に入った他、2008年のプリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2007年）

7月29日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は423kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミシカに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエムザックライアンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の昌生さん藍子さん結婚記念アンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフブキマイカをアタマ差振り切って優勝

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月24日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

3歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるティアミホを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳戦の新曲「輪島朝市」発売記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で米倉知騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は米倉知騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（12戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（14戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイブランコに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月18日、中1週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた21戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、中8週で迎えた22戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、はぼたん特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた23戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、山茶花特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた24戦目は、ポインセチア特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2009年）

1月4日、連闘で迎えた25戦目は、地方競馬予想屋君Max記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、菊桜特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、あざみ特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、ひるがお特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月17日、中0週で迎えた33戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、ひまわり特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた35戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた36戦目は、ふよう特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。