ユウワン（2011年生、母コハルタイム）

Yu One

2011.03.25

ユウワン（2011年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチリシャール（当時8歳）と交配したコハルタイムが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 春雄。戦績は、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2013年）

9月10日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は445kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月31日、中4週で迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグランドクリスタルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシフレディに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの東京スポーツ師走オープン（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。