ユイ（2019年生、母トリニティプレイス）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

6月6日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3歳（2022年）

1月30日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったヒドゥンキングにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた7戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキャプテンローレルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、ユーチューバー馬めがね感謝記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマジュンヒルズに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、月下美人賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、松岡節の卒寿記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカレンブルーローズを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2023年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4月23日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず14着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた16戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、イトカワサクラにアタマ差交わされて2着となった。

7月29日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、伸びてきたゲンパチムサシ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で古川奈穂騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

5歳（2024年）

1月20日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、アストロフィライトに交わされて1馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のフラッシングレートをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

6月8日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラスの松前特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた28戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのかもめ島特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月4日、中2週で迎えた29戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのHTB賞（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

8月25日、中2週で迎えた30戦目は、C.ホー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2024ワールドオールスタージョッキーズ第4戦（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。

9月1日、連闘で迎えた31戦目は、3歳以上2勝クラスのフィリピントロフィー（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（9戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

2022年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。