カレンブルーローズ（2019年生、母カレンタントミール）

カレンブルーローズ（2019年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+青バラ。花言葉は『願いが叶う』」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時18歳）と交配したカレンタントミールが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。主な勝ち鞍は2023年の堀部記念(一般C9)。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたディオサデルソル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に敗れた。

3歳（2022年）

3月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で富田暁騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

3月20日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で富田暁騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で富田暁騎手（5戦0勝）。17頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り17着に敗れた。

2022年8月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中6週で迎えた7戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったニホンピロペリーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコスモマスティフに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中3週で迎えた10戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月28日、中0週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、松岡節の卒寿記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ユイに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた13戦目は、C9組（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ゴッドレイジングに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

2月23日、中5週で迎えた15戦目は、堀部記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァンダルジャンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、花桃特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた17戦目は、江守晃輝21歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったラウルスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般B7 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のライチトゥームをアタマ差振り切って2勝目をつかんだ。

5月11日、中2週で迎えた20戦目は、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ミッキーキングに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクッキートンを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

7月19日、中3週で迎えた24戦目は、夏木立特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、露時雨特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた26戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた27戦目は、笠松けいば秋まつりまであと15日（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（8戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般B10 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で馬渕繁治騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた30戦目は、s25t炎上3周年あひる焼念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で馬渕繁治騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた31戦目は、B8組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で馬渕繁治騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた32戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で馬渕繁治騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で馬渕繁治騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた34戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で馬渕繁治騎手（15戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアリスパレスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。