リッキーフェイス（2021年生、母ラストエンジェル）

Ricki Faith

2021.05.29

リッキーフェイス（2021年5月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時11歳）と交配したラストエンジェルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏三好フアーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、STレーシングによって440万円で落札された。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

7月13日、デビュー戦は藤田凌騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は449kg。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミライヘノシンゲキに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、フォルトリアンに3/4馬身交わされて2着となった。

9月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のオオタカ特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったムサシジェリーナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2024年）

4月26日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。