ミライヘノシンゲキ（2021年生、母アローシルバー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、柏木一則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐野信幸によって440万円で落札された。2歳のとき、セイクリットファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

朝倉実厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

7月13日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったリッキーフェイスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月15日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた6戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の境川賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたイモノソーダワリデ決め手に屈してハナ差の2着となった。

3月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた10戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフレッシュルーキーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。