ビザンスペシャル（2003年生、母ホクセツエレガンス）

ビザンスペシャル（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したホクセツエレガンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、地方23戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳F7二。

経歴

デビュー前

稻田彰宏厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2006年）

1月4日、デビュー戦は小谷周平騎手を鞍上に据えて、3歳F7二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のライラックに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

7月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D7三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D8一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D8三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイブキチョンサを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマンリョウベガを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小谷周平騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンセイセキトバに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小谷周平騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で小谷周平騎手（14戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスマートルーチェに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小谷周平騎手（15戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るディアブロボーイを交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小谷周平騎手（16戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月5日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上D2一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で小谷周平騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スパイシーガールに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月31日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小谷周平騎手（18戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小谷周平騎手（19戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月25日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で小谷周平騎手（20戦4勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。