フォッカー（2009年生、母ミサイルライン）

Fokker

2009.05.07

フォッカー（2009年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリリングサンデー（当時13歳）と交配したミサイルラインが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の深秋特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2011年）

9月23日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は469kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったベルモントシェリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

1月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた6戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のハクサンスターに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

8月9日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月16日、中2週で迎えた12戦目は、隆明&薫結婚おめでとう記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒシジェントリーに3/4馬身届かず2着となった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったニューコネクションに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた14戦目は、深秋特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカヤドーモトヒメを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2013年）

1月7日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2一二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田龍哉騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。