ヒシジェントリー（2006年生、母ヒシカポーテ）

ヒシジェントリー（2006年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英国の紳士階級」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時7歳）と交配したヒシカポーテが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方64戦17勝2着9回。2014年のスプリント特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月10日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3歳（2009年）

1月5日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアスカノユタカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月30日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

10月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアトミックガールを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマックスコヒヌールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアマンディーヌに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートシェリーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月27日、中2週で迎えた11戦目は、水車特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のメモリーデージーをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

12月30日、中2週で迎えた13戦目は、さざんか特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るピサノティファニーを次元の違う末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

1月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったレッドブラッドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダンチョウに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月25日、約6か月の休み明けで迎えた18戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のイーストミラクルを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

9月17日、中2週で迎えた19戦目は、彼岸花特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のアスタージャッジをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

5歳（2011年）

2月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエリモダンディズムに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月3日、中9週で迎えた21戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて悠々と抜け出し、最後は2着のブラックシップに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中6週で迎えた22戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

8月20日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

10月7日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた26戦目は、銀河連邦サガミハラ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったテイエムゴッタマシに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6歳（2012年）

7月20日、約9か月の休み明けで迎えた28戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のアースオデッセイを3/4馬身振り切って優勝

9月5日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のフラグラーレをクビ差振り切って勝利数を12に伸ばす

9月26日、中2週で迎えた31戦目は、がんばっぺ茨城!!美浦の吟しゃり光一点（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた32戦目は、隆明&薫結婚おめでとう記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のフォッカーを3/4馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

11月6日、中2週で迎えた33戦目は、晩秋特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（13戦5勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた34戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったグランデスボスケに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた35戦目は、山泉恵宥ISG記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（14戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラムジュレップを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7歳（2013年）

4月2日、約3か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（15戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたメイユール決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月6日、中4週で迎えた37戦目は、サテライト船橋賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（17戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（18戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（19戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のミッキーメロディに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月15日、中3週で迎えた41戦目は、また会えたね!!ふなっしー来場記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（20戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートファミリアを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月5日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（21戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたエリモブリーズ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた43戦目は、スターライト特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（22戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のトラストシンシをクビ差振り切ってファンの高評価に応えた。

9月10日、中2週で迎えた44戦目は、小金牧特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（23戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（24戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8歳（2014年）

4月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた47戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、桜花特別（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月6日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた49戦目は、青葉特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた50戦目は、地方重賞の早池峰賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた51戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた52戦目は、地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた53戦目は、文月特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スズヨシーズンに3/4馬身交わされて2着となった。

8月13日、中2週で迎えた54戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた55戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた56戦目は、仲秋特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた57戦目は、地方重賞の栗駒賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた58戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた59戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた60戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず最後はチェリービスティーと並んで7着同着となった。

12月6日、中1週で迎えた61戦目は、大雪特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた62戦目は、節季特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた63戦目は、睦月特別（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた64戦目は、新たな希望スタート（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

4月6日、中1週で迎えた65戦目は、コケモモ（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（15戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったオーバートゥループに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた66戦目は、花かがり（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（16戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず3着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた67戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（17戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた68戦目は、ダンシングエンジェル賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（18戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた69戦目は、秋田場外開設記念寒風山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（19戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。