ギフテッドラブ（2001年生、母ウメノノーザン）

ギフテッドラブ（2001年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時13歳）と交配したウメノノーザンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、中央障害1戦0勝、地方22戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般B10。

経歴

デビュー前

2歳のとき、鮫川藤男から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月20日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3歳（2004年）

5月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 雨/不良）に出走。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

7月25日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は黒岩悠騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったオメガスピリットに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（4戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイユーフォーラムにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月5日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

11月9日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミステリアスリリーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマイネルクリエイト決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月30日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

4歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、プラスミック賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月22日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた23戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた24戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた25戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウセイユキムスメから4馬身差の2着となった。

12月21日、中2週で迎えた28戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2006年）

1月10日、中2週で迎えた29戦目は、初春特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた30戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた31戦目は、中留伸治騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた33戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般B10（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンレモシチーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月17日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた35戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り雨/良）に出走。17頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

10月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた36戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の原町特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。