イソノダミスター（1996年生、母イソノダンサー）

Isono Damister

1996.02.28

イソノダミスター（1996年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時14歳）と交配したイソノダンサーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、地方14戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の鳳仙花特別。

経歴

デビュー前

松浦備厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

11月13日、デビュー戦は松浦裕之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3歳（1999年）

5月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた4戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエビスカムイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エビスホワイトオーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のダリア特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦裕之騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のイガノビワに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦裕之騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハネダウインザーに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月13日、中3週で迎えた10戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦裕之騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦裕之騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦裕之騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた13戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松浦裕之騎手（11戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のシンコウマシュウをアタマ差振り切って勝利をモノにする

4歳（2000年）

1月9日、中3週で迎えた14戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松浦裕之騎手（12戦3勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。