クライトゥナイト（2020年生、母シングンガガ）
Cry Tonight
2020.03.27
クライトゥナイト（2020年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァンセンヌ（当時11歳）と交配したシングンガガが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヒカル牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、和田正巳によって352万円で落札された。
渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2023年）
1月23日、デビュー戦は千田洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は489kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦の61.5万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
3月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の築地川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
3月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の91.5万円以下（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コンサイダーにクビ差交わされて2着となった。
4月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったメリーモアナにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
5月10日、中2週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のアネラカイカマヒネに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。
6月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の340.9万円以上（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は千田洋騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
6月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
8月4日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のエイトワンカフェ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。
11月3日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた11戦目は、プレリュード・フィズ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、ヒカル牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、和田正巳によって352万円で落札された。
渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。
12月8日、デビュー戦は木間塚龍馬騎手を鞍上に据えて、国際都市しながわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番ゲートからスタート。出走取消となった。
12月31日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。
4歳（2024年）
1月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木間塚龍馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。
2月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた16戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。
4月11日、中2週で迎えた17戦目は、高橋優騎手を鞍上に迎えて、ホール・イン・ワン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋優騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋優騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた20戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
5歳（2025年）
1月15日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。
1月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は千田洋騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。
2月21日、中2週で迎えた23戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた24戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中村尚平騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。
4月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。
4月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
5月19日、中2週で迎えた28戦目は、ポート・フリップ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中村尚平騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、ビックバンブーに交わされて2馬身半差の2着となった。
6月9日、中2週で迎えた29戦目は、JAいちかわ賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で中村尚平騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の精神でバテずに粘り続けて、最後は2着のデルマネコダマシに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
7月2日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中村尚平騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のダンシングラスカルに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月13日、中5週で迎えた31戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中村尚平騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のティーズブライトを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
9月5日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中村尚平騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。
10月10日、中4週で迎えた33戦目は、アレキサンダー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中村尚平騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。